<お知らせ> 9月20日 発売の管楽器専門誌『パイパース』にて
加藤元章先生のインタビューが6ページにわたり、掲載されています。
私のリサイタルのお知らせもチラリと載せていただけました。。。
コンサート案内誌『ぶらあぼ』でも10/6のリサイタルを
取り上げていただけているようです。まだ未確認なのですが。。。
クラシックのCD売場や演奏会場などで無料配布されています。
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ゴーベール Philippe Gaubert / ファンタジー Fantaisie
10月6日に行なうリサイタルにて、最初に演奏予定の曲です。
ゴーベールは(1879-1941)、パリ・オペラ座のフルート奏者、
作曲家、指揮者、またパリのコンセルヴァトワール(パリ国立高等音楽院)
にての指導などで活躍した、近代フルートの父とも言うべき人。
〜 近代フルート・・・ベームが開発した新しい金属製の楽器を取り入れ、
パリから広まった奏法、曲など。パリ・コンセルヴァトワールでの
フルート科卒業試験のために新曲が次々と生まれ、今日では、
フォーレのファンタジーから始まるそれらの曲が、
フルート世界のメインレパートリーとなっている 〜
フルートを始めた人が必ず通る道に、タファネルとゴーベール共著の
日課練習(ピアノのハノンのようなもの)があります。
苦痛だった思い出が多い方もいらっしゃるかも知れませんが、
ゴーベールは、非常に美しい曲を残してくれています。
ファンタジーは、ゆっくりしとした前半と軽快な後半から成る
7分程のエレガントな曲です。
私が初めて演奏したのは、大学3年の頃、桐朋学内にて行なわれた、
ドワイヤー先生の公開レッスンにてです。あの頃は静かな音で歌う
という事が難しくて苦手だったのですが、大人になってからは
和音の美しさを堪能しており、お気に入りの1曲となっています。
リサイタル詳細は8/22のブログをご覧下さい。