『晴れ女』のはずの私ですが、なぜかこの日だけは寒くて、かなりの雨!!!そんなお足下の悪い中、大賀ホールにてのコンサートにお運び下さった皆様、
どうもありがとうございました。雨で伺えなかったと仰る方も多数いらした中、
駆けつけて下さった皆様には、心より感謝申し上げます m(_ _)m
お陰様で、無事に第12回演奏会を終える事ができました。
よく、毎回違った趣向で開催されていますが、どうしてですか?
と聞かれます。つい、思いつきで!と答えてしまいますが、
実は、お客様に飽きずに聴いていただくためには・・・と結構真剣に考えます。
他の楽器のように、ショパンの曲連続演奏会や、ベートーヴェンのソナタ全曲演奏会
などのプログラムは、フルートには組めません。大体1回で終わってしまいます(笑)。
それだけレパートリーが少ないとも言えるし、多彩とも言えます。
また、フルートは旋律楽器であるため、一人きりでの演奏会も無理があります。
共演者に恵まれなければ、成り立たない訳です。その時にどの仲間が協力して
下さるかによって、編成が決まり、曲が決まる場合もあります。
もちろん、この曲をやりたいのでお願い〜!と、頼む時もあります。
プログラムの内容も皆様が聴きやすいよう、色々と織り交ぜながら順番を決めます。
この作業は演奏家としてのセンスを問われる上、演奏会の成否が
かかっている大切なポイントです。自分が納得できないと、チラシ制作に
進めないので、ある意味、天からの声待ち=思いつき=その時の私の気分
かなとも思います(笑)。
また、皆様より次はどんな演奏を聴かせてもらえるか楽しみです、と
伺うと、皆様のお顔を思い浮かべながら考えるのも楽しいものです。
フルート、ハープ、チェロという編成は、今回初めてでしたが、
とても素敵な響きがする組み合わせだと思います。
ただ、レパートリーがあまり無いのが、悲しいところです。
この編成でやるためには、曲探しや曲のアレンジが必要ですが、今後のためにも
常にアンテナを張っておこうと思います。
最後に演奏いたしました、ダマーズのトリオは、滅多に演奏される事がない(難しいから)
のですが、初めてお聴きになった、多くの方々に気に入っていただけたようですので、
とても嬉しいです。皆様の暖かい拍手と笑顔から、沢山のエネルギーをいただきました。
ありがとうございました。
10月12日にもダマーズのトリオを演奏致しますので、ぜひぜひ、
皆様お誘い合わせの上、遊びいらして下さいませ♪
来年の第13回目の軽井沢の演奏会は、2010年8月17日(火)16時より
大賀ホールにて行なう予定です。皆様に喜んでいただけるように
プログラムを考えてまいりますので、ぜひ、楽しみにお待ち下さい。
☆写真が手に入りましたら、追加アップいたします♪