事後報告ですが。。。
先日、千葉県市川にある、とある女子大にてコンサートを
行いました。関係者のみでしたので、皆様にはお知らせ出来なかったのですが、
授業の最後の日に生演奏を聴く!という素敵なクラス。
こういう授業って面白いだろうなぁと思うのですが、
学生の皆さんは、どう受け止めて下さったでしょうか。
女子大ですので、女性作曲家の曲や、あまり知られていないけれど
きれいな旋律を持つ小品などを演奏。また、今回は楽器3本を持って行き、
フルート、ピッコロ、アルトフルートの違いを説明し、
音を聴き比べてもらいました。
そしてアンコールに、なぜ私が・・・という心境でしたが、
人手が足りない為、人前でピアノを弾く事に!!
『はっしゅの連弾』と聞いて、私は
ハッシュさん(しかもHushさんと スペルまで浮かんだ)が
作った連弾だと思ったんです、最初は。。。
それを聞いたピアノ科の友人達は、大爆笑。
普通は『八手の連弾』と すぐに分かると。(管楽器だし、私)
「ただ 普通は2台ピアノだけどね、1台のピアノを4人で弾くの〜?
珍しい〜」 との事でした。
えぇ 沢山 練習しましたよ、フルートよりも!
しかも私は4番パート。「分かってる?4番ってバスだから難しいのよ」と
言われても、「そりゃあ 分かってるけれど、一番音数が少ないし、
両手がオクターヴで同じ音だから」という理由で4番を死守。
フルートの楽譜は、ト音記号しか使われていないので、
ト音記号で書かれている1番や2番の方が良いに決まっているけれど、
両手でそれぞれ違う和音を弾くのは無理だし、旋律だけに懸けたら7手に
なってしまうし・・・ヘ音記号の(3音下にズレる)ハンデがあっても、
私が弾けそうなのは、やはり4番のみ。しかもAllegro、8分の6(つまり速い)。
弾けないくせに、音楽の流れには こだわる私。本番直前まで
提案し続けた結果、こんなに音楽的な曲だったとは!と先生にも
喜んでいただけました(学生達にも好評だったそうです)。
どうにか皆さんの足を引っ張る事なく、無事終了!!!
なが〜〜〜い 一日でした(ホッ)♪
8手連弾の楽譜より(こんな感じで演奏しました♪)
C.Chaminade シャミナード: Les noces d'argent 銀婚式